NEWS

MEDIA INFORMATION 

産経新聞 夕刊(2021.4.2)にて個展「あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。」

についてインタビュー記事が掲載されました。

個展あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。

栗棟美里 個展『あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。』
2021.3.26(金) - 2021.4.24(土)

オープン : 火 - 土 | 12:00 - 19:00
クローズ : 日, 月, 祝日

会場:TEZUKAYAMA GALLERY
大阪府大阪市西区南堀江1-19-27 山崎ビル2F
URL:https://tezukayama-g.com/exhibition/you-may-be-in-this-world-or-you-may-not-be/

技術協力:日本コーバン株式会社

 

 

この度、TEZUKAYAMA GALLERY-MAIN GALLERYにて栗棟美里の個展「あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。」を開催いたします。

1988年生まれの栗棟は京都精華大学及び大学院で版画を学び、現在は出身地である神戸を拠点に活動しています。
大学在学中より作家としての意識を強く持ち活動してきた栗棟は、自らが撮影した写真を支持体とし、その上から描画を施すミクストメディアの手法で、美・存在・時間・生命といったものの本質を問い続けてきました。

2018年の個展「Still Remained」では、視覚による認識の本質・美術の在り方/見方を再考するというテーマのもと、様々なメディアを介し、消費されていったイメージを素材とした作品群を発表しました。これは栗棟による刹那的なイメージ・情報を一度破壊し、美術作品として昇華させることは可能か?という検証でもあり、急速化する情報社会の中で「見る」という行為の本質とは何かを鑑賞者へ問う試みでもありました。

今展でも、その問いに対する栗棟の姿勢が見て取れます。
昨今、オンライン上でのコミュニケーションが急速化する中、液晶画面を介して人と人とが対峙する場面が日常的となりました。時間・場所を問わず対面できる環境が整ったことで新しい生活様式が生まれ、便利になった反面、ある種のリアリティの欠如を感じずにはいられない、と栗棟は言います。

3年ぶりとなる今展では、写真史の中でも普遍的なテーマである「ポートレート」というフォーマットを軸に、実在しない人物をモチーフにした作品群を発表します。同展覧会のタイトルにもなっている大作「あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。*1」を中心に、約17点の新作を展覧いたします。この機会に是非ご高覧下さいませ。

*1: 同作品が「Kyoto Art for Tomorrow 2021 – 京都府新鋭選抜展 -」において、産経新聞社賞を受賞。

[ アーティスト・ステートメント ]

私は本展「あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。」において、

デバイスを経由した人物像・ポートレートのリアリティを指摘すると共に、現代における視覚体験について提起します。

オンラインでのコミュニケーションが急速に増加する昨今、我々はパソコン・タブレット・スマートフォン、あらゆるデバイスを通して人々の顔や表情と対峙します。

これらデバイスが我々の日常に速やかに浸透する一方で、日頃写真を作品として扱う私は、その目の前で起きる電子の変化と明滅に、日常のリアリティとは異なった感情を抱いています。

ネットを経由し全世界に移動できるようになった今、デバイスの向こう側にいる人物は日本にいないかもしれないし、リアルタイムのようでいて録画されたデータを見せられているかもしれません。ネットに散見されるポートレートのデータを見ていても「今どこの国にいて、今何歳で、今何をしているのか」は、正確に捉えることは難しいように思います。

かつては記録として使用された写真も現在はデータの改変をもって提示されることが多く、図像として扱われる場面に立ち会う度その不確かさ及び改変と共存する様に、リアリティやポートレートの本質を考えさせられます。

本展の作品に使用したポートレートは、私が撮影したデータをはじめインターネットから選出したデータを合成し制作した架空の人物像です。また、レンチキュラーレンズを使用することで鑑賞者が視点を変えると人物は次第に曖昧に次第に消滅していきます。

この能動的な視覚体験を通して、あらゆるリアリティへの再考と視覚体験そのものにおいても新たな見解や考察を促す展覧会になれば幸いです。

​[PRESS RELEASE

受賞 | 京都府新鋭選抜展・産経新聞社賞

新作《あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。》が、

「Kyoto Art for Tomorrow 2021 -京都府新鋭選抜展-」におきまして、「産経新聞社賞」を受賞致しました。

関係者各位に心より御礼申し上げるとともに、今後もより制作励んでまいります。

【作品詳細】

あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。

You may be in this world. Or you may not be

2020

Digital composite photography / ink-jet print, lenticular lens | 190×120cm

​技術協力:日本コーバン株式会社

グループ展 | Kyoto Art for Tomorrow 2021ー京都府新鋭選抜展ー

京都を中心に活動する新進の若手作家を紹介し、次世代を担う作家として京都から世界へ発信していくことを目的として開催します。

京都の地を拠点とする若きアーティストたちとともに、国際的に活躍する京都ゆかりのゲスト作家による現代アートを同時に公開し、

京都の地でモダンとクラシックの間に生まれる新しい芸術の創造に取り組む若手作家の創作活動を奨励します。

会 期:2021年1月23日(土)~2月7日(日)

休館日:月曜日

開室時間:10:00~18:00。金曜日は19:30まで。(入室はそれぞれ30分前まで)

会 場:京都文化博物館 4階展示室

入場料:一般500(400)円、大学生400(320)円、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、2階・3階総合展示、フィルムシアターもご覧いただけます

主 催:京都府、京都文化博物館

後 援:京都新聞、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、京都商工会議所、京都日本画家協会、京都工芸美術作家協会、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川

協 力:アピュアン株式会社

出品作家:石田小榛、石田翔太、井上康子、今井完眞、岩井晴香、上原浩子、大槻拓矢、勝木有香、加納俊輔、川田知志、菊池ルイ、貴志在介、給田麻那美、桐月沙樹、栗棟美里、近藤大祐、ジダーノア・アリーナ、嶋春香、田中雅文、谷内春子、陳湘璇、土取郁香、釣光穂、唐仁原希、堂東由佳、長沢優希、中山明日香、肥後亮祐、堀川すなお、前谷康太郎、町田藻映子、三橋卓、薬師川千晴、山下耕平、山田千尋、山羽春季、山本伊代奈、六根由里香、若木くるみ、和田直祐(五十音順)

 

選考・審査委員:太田垣實(美術評論家)、菅谷富夫(大阪中之島美術館 館長)、建畠晢(多摩美術大学長、京都芸術センター館長)、中井康之(国立国際美術館 研究員)、不動美里(姫路市立美術館副館長)

URL|https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/kyoto-art-for-tomorrow2021/

-

​栗棟は新作にて新たな取組を致しました。お近くへお越しの際はご高覧いただけますと幸いです。

個展 | オーベルジュ玄珠

飛騨高山に新しくオープンした和のオーベルジュ「玄珠」にて

初の展示として個展形式で作品を展示させていただいております。

ご宿泊の際にはご高覧いただけますと幸いです。

 

オーベルジュ 玄珠

岐阜県高山市清見町大原801-5

https://www.hidaoppara.com/

展示紹介記事|https://www.artlogue.org/node/8685

ARTLOGUE”飛騨高山に和のオーベルジュ「玄珠」誕生。アートプロジェクトも始動。最上のアートツーリズムを。”